ITリカレント教育

AIとIoTを融合したシステム開発方法論

講座の目的 人工知能と連携した新しいIoT システムを構想し、実際に開発できるスキルを養成します。
身に付ける
ことができる
知識・技術
技能・能力等
シングルボートコンピュータを利用した組込み技術、オブジェクト指向システム設計開発技術、ネットワーク統合技術、クラウドコンピューティング、Service Oriented Architecture、Cognitive Computing、外部クラウドサービス API 利用技術を習得できます。
講座概要 人工知能連携型 IoT システムの構成技術に関して、代表者がこれまで取り組んで来た組込み型コンピュータを活用した5つの IoT システムを事例紹介することで、どのようなことが実現できるのかを可視化します。その後、具体的な事例で利用されているハードウェア、ソフトウェアの要素技術を解説します。そして、それらの要素技術のインテグレーション方法を設計方法論から具体的なクラウド API の利用方法まで解説します。最後に、具体的な IoT システムとして”LINE ドアホン”の開発実習により人工知能連携型 IoT システムの構成技術を実践的に習得していただきます。
講座内容 <IoT システム事例紹介>
・大規模災害時にアドホックな情報共有を可能とする Moving Cloud Server
・車いす利用者からのセンサ情報を自動で収集、ストリートビューに変換して社会に提供するバリアフリーストリートビュー。
・ドローンによりアオコ発生場所を自動認識し、自律的にアオコ除去を行うアオコルンバ。
・スマホを利用できない高齢者でもLINEを使った双方向のコミュニケーションが可能なLINE仲介ロボット。
・T シャツ型ウェアラブルデバイスによる働く女性の健康管理システム。
<要素技術解説>
ハードウェア関連として、シングルボートコンピュータ、カメラ・GPS・加速度センサ・近接センサ・赤外線センサ、モーションセンサ等のセンサ、スピーカー・マイク・液晶パネル、タッチパッド等のユーザインタフェースデバイスに関する利用技術を解説する。ソフトウェア関連として、組込み型 OS・ミドルウェア、Web サーバ、Web アプリケーション、オープンソース、ネットワーク、アンドロイド・iOS 等スマホアプリ、クラウドコンピューティング、IBM Watson・GoogleCloud API、NEC 顔認証等クラウド型 API に関する利用技術を解説する。
<IoT システム構成方法解説>
Service Oriented Architecture の考え方を基本に、オブジェクト指向システム設計開発技術、Web アプリケーション開発の基本となっている MVC モデル(Model View Controller)によるシステムインテグレーション方法を解説する。特に、人工知能に関わる Congnitive computing、音声認識、画像認識等の各種外部クラウド API を利用したインテグレーション方法を解説する。
<IoT システム構成実習>
人工知能連携型 IoT システムの具体的な開発対象として、昨今話題となっている再配達による宅配サービスの過重労働問題を解決する”LINE ドアホン”を取り上げる。ハードウェアとしてのドアホンを作成し、それを制御するソフトウェアを外部のクラウドサービスを活用することで実際に実装することで、人工知能連携型 IoT システムを構想し、実装することができるスキルを養成する。
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