講座の目的	先端のWeb技術を応用したアプリケーションを構想し、実際に開発できるスキルを養成します。
身に付ける ことができる 知識・技術 技能・能力等	近年、スマートフォンなどの高機能端末の普及に伴いHTML5をはじめとするWebサービス実装技術に注目が集まっています。本講座では、Webサービスを構築するための最先端の実装技術を扱います。具体的には、Webサービス設計方法論、HTML5、JavaScript、PHP、MVC（Model View Controller）、WebSocket、Linked Open Data、Open Web Service API などを取り上げる予定です。
講座概要	先端Webアプリケーション開発技術に関して、代表者がこれまで取り組んで来たマルチスクリーン型Webアプリケーションを事例紹介することで、先端Web技術を活用することでどのようなアプリケーションが実現できるのかを解説します。その後、具体的な事例で利用されている先端Web技術の要素技術を解説します。そして、それらの要素技術のインテグレーション方法を設計方法論から具体的なクラウドAPIの利用方法まで解説します。最後に、具体的なWebアプリケーションの開発実習を通して，先端Webアプリケーション開発技術を実践的に習得させます。
講座内容	1 イントロダクション（マルチスクリーン型次世代 Web サービスのデモ） 2 Web サーバ環境構築（XAMPP）と Web アプリケーション開発演習Ⅰ（データ入力、データ永続化） 3 Web アプリケーション開発演習Ⅱ（セッション管理、MVC モデル） 4 Web アプリケーション開発演習Ⅲ（アクションの分離、フロントコントローラ、ログイン） 5 フロントコントローラを利用したアンケート調査プログラムの実装演習 6 LOD：Linked Open Data（DBpedia）の概要と演習 7 DBpedia からのアブストラクト抽出プログラムの開発演習 8 HTML5 による通信制御（Web Socket） 9 Web Socket によるチャットアプリ開発演習 10 HTML5 によるデバイス制御（Geolocation API，Battery Status API, Device Orientation Event Specification） 11 HTML5 によるマルチメディア処理（Canvas, SVG, audio, video） 12 汎用ストレージ機構（Web Storage, Indexed Database）